農学部長を務めております米倉真一と申します。​

　2025年、信州大学農学部は“創立”80周年を迎えます。1945年（昭和20年）2月、専門学校令により長野県にも県立の農林専門学校の設立が認可され、1949（昭和24）年制定の「国立学校設置法」によって新制大学が誕生する際、この農林専門学校が現在の信州大学農学部の母体となりました。
　卒業生は、農林関係はもとより、広く官界、産業界、学界において活躍されており、これまでの卒業・修了生は約１万名にも及びます。大学という高等教育機関において、卒業生こそが大きな財産であり、益々、同窓生の方との連携が重要になると考えております。そのような考えの中、農学部教職員および同窓会会員から構成される「信州大学農学部及び信州大学農学部同窓会の連携に関する合同推進委員会」を設置しました。この合同推進委員会では、信州大学農学部と同窓会が発展的に連携するための企画等を、継続的に検討・実施することを目的としております。現在、2025年10月に開催予定の「信州大学農学部80周年記念式典」の企画と準備を進めているところでございます。
　この80周年を契機に、ホームカミングデー等を企画し、卒業生の方がいつでも母校へ戻り、集える環境も整備していきたいと考えております。また卒業生のみならず、様々なステークホルダーの皆様からのご意見を頂戴し、農学部の教育に活かしたいと考え、このサイトの開設に至りました。今後とも引き続き、農学部に対して温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。